北羽越鉄道写真館

羽越本線の魅力は名勝笹川流れや吹浦-女鹿・小砂川-上浜に限らず!酒田以北の佳き沿線風景も楽しんでいただけると幸いです

愛しのT編成 縁も深きT13編成の巻

485系上沼垂色のT編成たち
国鉄型の外形のまま新潟地方色を纏い
ちょっと地味な存在ですね(-_-)
 
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2013/07/26 2005M T13編成 検査出場後そんなに経ってはいませんからT編成の中ではきれいなほうです
 
こんかい小田原に住む妹(といtっても40半ば過ぎのおばさん)が
お盆帰省で昨日(8/8)に来たのですが、案の定おんぼろクジを引きました。
といってもいなほに入るのが上沼垂Tが5本、Rが7本、+T18ですから、
上沼垂T編成大当たり~!という程でもないですが~
新潟より乗車したのがT13編成のいなほ5号であったようで、
乗車直後あまりにものみすぼらしさに落胆したものか、
新潟発車後に以下のようなメールをくれました。
 
[新幹線]がどんどんよくなっているだけに、このいなほは
便所っていう表示ぐらいはずせよ。てな気分

 
なるほど、マニアではない一般人的にはこういう感想になるのか~
私の妹も幼少時は春夏冬の休みには485系で家族旅行にヘビィにお世話になっている。
週末には小田急ロマンスカーで都心へ向かうのを楽しみにしており、
毎回VSEに乗ったと喜んでいるので鉄道に全く理解が無いわけでもないようだ。
 
余談ながら最近は”便所”って禁句なのか死語なのかあまり聞かないですね。
”トイレ”や”お手洗い”が常識的な共通語なのでしょう。
”便所”は国鉄用語?昔の言葉?私が自宅で”便所”と言ったら
家内より「子供に”便所”なんて教えないで!」と怒られてしまいました。
 
話の続きはT編成に戻り、安全に走行するための部分は当然、
荷棚周辺は加装飾され、座席も一応は新製時のものよりは新しくはある。
しかしお客様を持て成す空間としてのリノベーションは充分だったのか?
 
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これは最近私が乗車した折に撮影したT13編成の普通車ですが、
全体的な雰囲気は昭和の重厚な特急の車内らしく結構ではあるものの、
背面から見てシートバックテーブルの色が黄ばんだり汚れたりでチグハグ
これが非常に目立ちLIMITED感が大幅ダウン↓ 指摘あったように”便所”表示も設備も
国鉄時代の”便所”のままでせめて清潔な真空吸引式の洋式であったなら
老舗ホテルが地道なリノベーションを施し古さを見せぬようにしている
ホスピタリティーを見習って欲しいところですね。
フツーの庶民が上越新幹線から乗り換えての落差↓は相当なものかもしれません。
 
私は妹に以下のよう返信しました↓
 
遠路おつかれさま。
いなほ号 往年の名車も客室の手入れが行き届かず放置なのは残念ですよね
老舗ホテルのように地道なリノベーションが施されれば外見は旧型でも評価が変わったでしょうけどね。
飛行機や夜光バスなど相手に苦戦を強いられている感も否めません。沿線は不景気ですね…
巷の情報によると昨日いなほ5号は未改良のT13編成に当たったようですね。
車窓には沢山の○鉄カメラマンの姿を見たことでしょう。

この6月にJR新潟よりあのタイプも向こう1年限りと余命宣告されました。
次期型は新幹線をも上回る3列定員18席の豪華グリーン車が連結されるのでご期待あれ~
 
特急のボロさにガッカリした妹もちゃんと海側偶数席を確保し、
「村上牛時雨煮弁当」を食べながら笹川流れの風景を楽しんだのだとか…
私の説明にこの期に及んでも貴重な485系に乗れたのは
世にも貴重な体験であったと再認識したようでもありました。
やはり沿線にはカメラマン達の熱い眼差しが待ち受けていたようです。
 
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2013/07/26 2014M T13編成
 
私もどうしたわけかT13編成の引きが強いのか何度も乗車してしまっております。
乗車するならR編成が良いのですが「あ、古いのか~」と思うとT13編成。
子供が生まれて初めて乗せたのはR28編成でしたが帰路はT13編成で、
先々月も子供と村上に赴いた帰りはやはりT13編成でした。
 
がんばっているね、ありがとうT13編成(^^)