寝台特急あけぼの【冬臨】2014/12
2014/12/28
2014/12/28の上り運用から冬の臨時あけぼの号が動き出した。
こんかいの冬臨の運転は、
≪上り≫
12/28、12/29、1/2、1/3
≪下り≫
12/29、12/30、1/3、1/4
僅かに4往復の設定に留まった。
編成は解放ハネ6両+電源車=計7両編成
今回も我が家では臨時といえども「あけぼの号」にお世話になった。
神奈川に住む家内の父が症状芳しからず、
長期入院生活を余儀なくされている。
先の9月以降、私と家内が2週間おきに交代で本荘~神奈川を
行ったり来たり…
「あけぼの号」があれば効率よく移動できるのになぁ
・4連休が確保できる私は主に→
往路:初電~新幹線利用/帰路:新幹線~終電利用で中2日。
・せいぜい2連休の家内は主に→
往路:仕事後の航空最終便(到着日ホテル、翌日実家泊)~
復路:航空最終便で帰着。
そんな旅程を組んでおりましたが、
今度は家内の出番ながら年の瀬も迫り日帰り旅行が余儀なく…
冬季は空港への道中も不安が多く欠航の懸念も、
欠航しない夜行バスでとんぼ返りはキツ過ぎる…
そう考えていたが、貴重な休日が12/29日だけと判明。
その日なら「あけぼの号」があるではないか!とダメもとでキャンセル待ち。
結局往路の初日28日だけが取れたのだが家内は「それでいい」と。
往路:あけぼの(本荘21:13)~乗り継いで、
大船には翌朝8:00頃までは行ける。
復路:見舞いや所用を足して15:00頃までなら大船に居ても、
往路片道だけでも「あけぼの号」が使えると初電で行って、
復路本荘終電までに戻るより4時間程度多く滞在できるんですね。
家内乗車の初日はEF81-136号機牽引のオール金帯編成だった。
綺麗に磨かれた車体の青が輝いて見えた。
家内の席(寝台)のあるボックスは既に鉄道ファンらしきグループが
HMタオルや撮影機材や模型!などを広げ談義に耽っていたようだ。
家族連れの姿もみられたが、乗客の大半、
かなり鉄道マニア率の高い構成だったようだ。
上野駅の到着13番ホームでも黒山の人だかりで、
「あけぼの号」の人気の盛り上がりを認識し写メを撮ったようだ。
帰路は残念なことに「あけぼの号」のチケットは巡ってこなかった。
私は家内にMaxときのグリーン車の「独り椅子」のチケットを手渡した。
「横にはなれなかったものの良く休めた」とのこと。
その列車の車内放送では「指定は完売」「通路付近にでは通行の妨げとならぬよう」「自由席では荷物を座席に置くことなくお子様は抱っこして」「車内販売はお客様の席へ行けないので○○号車に居ります」云々混雑の緊張感を伝えていたようである。
上野駅で乗って横になれば目覚めて自宅そばの駅で降りられる「あけぼの号」
12/30朝、最寄駅で撮影していたら職場の知人から声をかけられた。
「おはよう、貴方のクルマがあったから、やっぱり」
東京に住む娘さんが「あけぼの号」で帰省され出迎えるとのこと。
マニアではない沿線縁の方々も利用しているんだなと実感した。
「貴重なチケットが取れて良かったですね♪」と私。
後ほど写真が出来上がったらご乗車記念にプレゼントしなくては。