北羽越鉄道写真館

羽越本線の魅力は名勝笹川流れや吹浦-女鹿・小砂川-上浜に限らず!酒田以北の佳き沿線風景も楽しんでいただけると幸いです

名残惜しゅうございます 稲穂の風景 485系 いなほ号

485系いなほ号の車体色は3タイプ…
②上沼垂色
③3000番台色
 
国鉄色はT18編成とK1、K2編成の合わせて3本
 でも中々いなほの運用に就いてくれない。
 K編成など意図的に回してもらえないので(※1)
 いなほ号での国鉄色運用入りは本当に貴重!
 私的には運用時の撮影意欲の高まりもあり、
 意外に多く撮影したりしています。
 (※1)羽後本荘駅のホームが低くステップを埋めてあるK編成では
     乗降時お客様の難儀や危険が予想されるため。
 
②上沼垂色(T編成)
 485系の原型のままJRカラーに塗色変更されたグループで、
 グレードアップ雷鳥、グレードアップ白鳥をご存知の方にはお馴染み。
 グレードアップ白鳥編成が走っていた頃、いなほのほうは国鉄色主体…
 バブルの頃、この塗色の白鳥が行く姿は輝いて見えましたが、
 時は流れいつのまにか白鳥が国鉄色、いなほがこの色に…
 車内設備は充分な更新が成されぬまま放置されているので陳腐化が著しい…
 現在7編成が活躍中
 
③3000番台色(R編成)
 シロウトが見れば恐らく新車と思うほどの庚申改造を受けたグループで、
 外観も内装も新車そのもの。乗車するならこれがお得?!
 基本構造や乗車感覚に485系原型の面影が…
 こちらも7編成が活躍中。
 
以上、小学生でも思いつきそうなインプレッションなのだが、
そんなわけで②と③は普段からよく見かけるお馴染みさんで、
「いなほが来たらどうせそれだろ」「いつでも撮れる」的なものであります。
ありふれた日常…
 
そんな日常にも終わりのときが迫ってきました。
無くなるという非常に名残惜しいもの。
幼少の頃から年に春、夏、冬休み旅行に家族親戚の用事と
乗車機会が非常に多かった485系ですから思い入れも尋常ではない。
 
ここ数年、子育てに、家事に追われ休んでいた普段の記録を再開強化しようと
5歳児連れて撮影ドライブに…
 
イメージ 1
あまりにも有名な撮影地 2012年10月8日 快晴 2010M
青空の下、一面稔りの風景も終盤…
  
遠征撮り鉄は男の現場! 子連れと言うことで、
本格機材を携え現地入りされていらっしゃるみなさんに
少し申し訳ない気持ちもあるのですが、陣取らせていただきました。
顔馴染みのやさしい方もいらっしゃり少しホッと(^^)ゞ
風光明媚な撮影地の多くは非常に危険なポイントが多い中ここはゆっくり撮影できる。
 
実は稲穂があるのはカメラの前のほんの一区画だったりします(^-^)
周囲は稲の切り株風景で被写体の手前にはコンバインを覆うための
ブルーシートが置かれていたのですが、オトーサンはマンフロット三脚を
超ローアングルにセットし地に這って撮影したのでした。
 
脚立に乗る人、しゃがむ人、自然体に構える人、同じ場所でも人それぞれに楽しめる場所ですね。
 
塗色は変わっても幼少の頃より幾度となくお世話になり生活の傍らを駆け抜けた485系
見納めとなるかもしれない秋晴れの日常風景をしっかり記録♪
 
 
空気の乾いた爽やかな秋晴れに往年の機材(New F1)で撮影