さよならＥ３系こまちＲ１編成

去る７月２０日を以てＥ３系の先行試作車から

営業車に転じ活躍したＥ３系Ｒ１編成が引退した。

 

秋田県民にとっては地元と東京を結ぶ花形列車として

スター的な存在である秋田新幹線。

 

私もこの美しいＥ３系は好きな車両であったし、

幾度となく乗車させていただきお世話にになったのだが、

羽越本線への思い入れからか、こまち号の撮影に向かうことは少なかったし、

まともな写真はほとんど撮れていない。

 

乗車機会が多かったのは鉄道ファンであることを

封印していた頃が多かったかも知れない。

 

自らの鉄分を再認識した頃から上京には「あけぼの」「いなほ」等

国鉄の味を色濃く残す列車にばかり乗るようになっていた。

また、本荘地域住民として本荘地域への県政の力の入れようが

手薄で地盤沈下が烈しく進行した時期と重なり、

私自身のなかで秋田中央に対する反発心も否定できず…

 

このＥ３系Ｒ１編成は１８歳の若さで逝ってしまう…

秋田県民の熱～い期待を一身に受け止めながら日々の任務を遂行し

時代の最先端で活躍してきた美しい花の命は短かったのですね。

今更ながらちょっと疎遠でごめんなさいといった気持ちです。

 

2003年秋ごろ撮影　１０年前に大張野付近でＲ１編成を撮影しておりました。

なんと下手糞な撮影なのでしょう（涙）　今年は風景に緑あるうちに残されたＥ３達を撮ってあげましょう。